国内子供服ブランドの先がけともいえる「ミキハウス」。1971年創業、子供服ブランドではもっとも有名でしょう。
しっかりとした縫製、日本の赤ちゃんの体型や行動パターンを研究しつくした機能的なデザインは今でも高く支持されています。
素材や製造に力を注いでいるので商品はたいへん丈夫で、何代にもわたって着られます。
不況の嵐が吹き荒れる中、売上確保のため価格を下げるメーカーは後を絶ちませんが、ミキハウスは質を落とさず、値下げもしないポリシーを貫くとのことです。
ひと昔前に大人服の世界ではやった「デザイナーズブランド」の発展形といえるのが「コムサイズム」。「コムサ・デ・モード」からの派生ブランドです。
コムサイズムは「ネームバリューはあるけど高い」というこれまでのイメージを捨てて価格を安くし、子供だけでなく洋服から家族みんなで使える雑貨までたくさんの商品を揃えるスタイルを打ち出しています。
コムサの色づかいはモノトーンが基調。子供服としてはかなり渋いのですが、その分コーディネイトしやすく重宝だとの声もあります。
そのほかでは「無印良品」も子供服のラインナップを増やしています。無印良品のネームバリューは洋服に限っているわけではありませんが、抑えめの値段、無難な色づかいはコムサイズムと同様。また、家族のライフスタイルそのものをコーディネイトできるようになっています。
俗に「ナルミヤ系」と呼ばれているブランドがあります。
以前、SPEEDやモーニング娘。などのタレントさんがテレビで着て話題になった「エンジェルブルー」など、いくつものブランドを抱えているナルミヤ・インターナショナルの社名からつけられたもので、ポップなカラーセンス、かわいいけど甘すぎないデザイン。
テレビのティーンズアイドルが着ていることで、ママだけでなく子供も好んで着たがるようです。メディアが生んだ人気ブランドということで、ママさん雑誌の影響にも少し触れておきましょう。
「赤すぐ」「赤すぐキッズ」は、赤ちゃんや子供にすぐ役立つ商品を紹介しているファッション通販雑誌で、ブランドが誌面に取り上げられると一気に人気が出るようです。
しかし人気雑誌ゆえ、そのままコーディネイトに取り入れてしまうと仲間たちにネタバレしてしまうため、雑誌記事で知ったブランドや流行をどうアレンジするかが、ママのセンスの見せどころなんだとか。